成功する二世帯住宅
二世帯住宅づくりは経験とノウハウが必要です
“ご両親の高齢化に伴い一緒に暮す”“ご両親の土地に二世帯住宅を建てたい”など、さまざまな理由で二世帯住宅を建てるケースが増えてきています。
しかし、それまで何年も別々の暮らしをしていた2つの家族が、これからは一緒に生活することになるのですから、単に必要な部屋数を有した間取りの一戸建て住宅をすればいいというわけにはいきません。食事や入浴、睡眠など活動する時間帯のちょっとした違いや些細な事が、トラブルにつながることもあるのです。
このように二世帯住宅づくりにはさまざまなノウハウが必要になってきます。テクノホームなら、お客様のニーズと私たちが培ってきたノウハウとを上手に融合して、お客様の理想に近い二世帯住宅を実現することが可能です。
また、私たちは、人生設計を考慮した上で二世帯住宅を建てることをお勧めしています。二世帯住宅をお考えの方は、是非私たちにご相談ください。
■家族全員の話し合いは本当にうまくいった?
二世帯住宅作りの計画には、家族の話し合いが大切なのはご存知だと思います。
「そんなの分かってるよ。ちゃんとやったよ」・・・本当にそうでしょうか?
我々が二世帯住宅建築の打ち合わせの際、じっくり個別にカウンセリングしていくと、「今迄言えなかった・・・」といった希望がポロポロ出てくる、と言ったことも結構あるのです。
たとえ家族だからと思っていても、「たいしたことじゃない」と思って気を使ってしまい打ち合わせの場ではなかなか言い出せないのです。たとえ些細なことでも毎日の事なのです、それが大きなトラブルへと発展する可能性を秘めているのです。
そこで二世帯住宅建築のプランの打ち合わせの際には、全員での打ち合わせの前に、まず一人一人個別に自分の生活パターンや希望を第三者である担当者に伝える機会を作ってもらうようにしてください。
そして、その意見を取りまとめたプランを担当者の方から提案してもらうような進め方にすると良いでしょう。
その際、異なる生活をしていた異なる家族が一緒に暮らすのです、ライフスタイルや生活時間帯の違いによって起きるトラブルだけでなく、価値感や精神的な部分でのストレスを感じることもあるでしょう。 ちょっとしたことでも担当者に伝えるようにしましょう。
また、二世帯住宅建築の経験が豊富で理解のある担当者を見極める事も大切になってきます。
この他にも、二世帯住宅作りにはさまざまな問題解決ノウハウが必要です。二世帯住宅を考えている方は、いちど経験豊かな工務店である私たちにご相談ください。
二世帯住宅づくり 成功の7箇条
①玄関は各世帯に設けよう
玄関は共有でなく、できれば各世帯に設けたいものです。そのほうがお互い気兼ねがなく、夜遅くの帰宅や子供の友達の出入りなどによけいな気を使わずにすみます。
上下分離型の二世帯住宅なら外階段を設置して、上に玄関を設けてもよいでしょう。もし共有にする場合でも、玄関ホールからすぐそれぞれの部屋に通じる通路や階段を設けるようにすると、ほどよく距離感を保つことができます。ドアホンも戸別につけておくとよいでしょう。
②キッチンも各世帯に必要
実は、家の中でキッチンほど世帯の価値観やライフスタイルが反映される場所はないのです。好みのメニューや味つけも異なるし、食事をとる時間も異なるからです。共有型二世帯住宅の場合は、各世帯の要望を出し合ってじっくりプランにまとめることが必要です。さらに、どちらかの世帯に小さくてもよいのでキッチンを設けると、朝食や夜食、お茶などの用意が気兼ねなくできてとても重宝します。
③生活時間のズレを考慮に
親世帯と子世帯では生活リズム・時間にズレがあります。特に上下分離型の二世帯住宅とした場合では音の問題があり、それらズレを考慮したプランニングが必要になってきます。可能な限り同じ役割の部屋を上下階に配置する(リビングの上にはリビング、浴室の上には浴室)ようにしましょう。すると生活リズムのズレがあっても、比較的音は気にはならずストレスの少ない生活をおくることができます。
④ 家族全員が集まれる場所を
せっかく同じ建物に住むのだから、一か所は全員で集まれる場所をつくりたいものです。その際、LDKをできるだけオープンにすれば、余分なスペースを設けないでも家族揃ってくつろぐことができる空間になります。
また、開放感あるデッキやホームシアターが楽しめるリビングなど、その場にいたいと思わせる仕掛けを用意することも、集いやすくするひとつの手段です。
⑤ 可変性のあるプランに
どのような家族でも暮らし方に変化は起きるので、10年後、20年後を想定した可変性のあるプランニングにすることは大切です。
二世帯住宅の場合は、さらにしっかりと考えておかねばなりません。特に必要なのは完全分離型の場合です。
左右分離型なら、いずれ間仕切壁等を取り払ったりすればスムーズに移動ができるようになります。その際、構造壁は撤去できませんので、予め撤去できる壁を想定しておく必要があります。
また、段差のないバリアフリー仕様や広めの廊下幅・階段幅の確保をしておくこと、さらに手摺など新築時に設ければ後で付けるよりもコストが安く済む設備もあります。
⑥ 公共料金の支払い
電気、ガス、水道、電話の料金は、各世帯それぞれが負担するのが基本でしょう。
メーターは独立させ、電話は別回線に。戸別契約にすると世帯ごとに基本料金がかかるので、もったいないととらえる場合もありますが、そのほうがお互いを過干渉せずにすみます。どちらをとるか、支払いのルールは最初によく話し合っておくことが肝心。
⑦ 日常生活に関してのルール
例えば、育児はどの程度まで協力するのか?家事の分担は?庭の手入れは?・・・。こうした数々の日常生活シーンは、二世帯住宅では「親子なんだから・・・」となりがちです。しかし、それらが積み重なって大きなストレスになることもあります。
細かいと思うことでもルールづくりをしておくと、後々のトラブル回避にも役立ちます。
二世帯住宅プラン紹介
■息子夫婦同居型二世帯住宅のプランニング
息子さん夫婦との同居は、女性への心配りが大切となります。家に接する機会の多い女性の方たちが、いかに快適に暮らせるか、それぞれの生活を尊重できるかがポイントです。キッチンを各世帯に分けるのも、ひとつのアイデアです。
★プランニングのポイント
生活パターンやライフスタイルが異なることや、昼間は旦那さんの両親と奥さんとなってしまうので、キッチンをはじめ水廻りをすべてをそれぞれ設けることによって気兼ねない生活をおくれるようにしました。
電気やガスなどのメーターを独立して設やすく、家計を分離することができる独立型の二世帯住宅が実現できます。
ただし音の問題がるので、上下階で水廻り、リビング、寝室等揃えています。
1F床面積:81.55㎡
2F床面積:78.00㎡
延床面積:159.55㎡(48.26坪)
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■娘夫婦同居型二世帯住宅のプランニング
娘さん夫婦との同居では、母娘だけに気兼ねもいらず、キッチンは共用というケースが多いといえるでしょう。食器類や調理器具は増えていきますので、広いスペースの確保が必要です。家族の考え方によって、ダイニングやリビングも共用の完全一体型から、部分共用型そして独立型に分かれます。
★プランニングのポイント
浴室を共有とした間取りです。母娘が気兼ねないとはいえ生活パターン等が異なりますから、LDKもそれぞれ設けました。また、旦那さんが自由に過ごすことができる書斎を設けました。
1F床面積:83.55㎡
2F床面積:78.00㎡
延床面積:161.55㎡(48.87坪)
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