家づくり
2026/09/11
住宅ローンの相談では「金利が何%になるか」が注目されます。しかし、実際の暮らしでは、ローン返済と同時に食費・光熱費・車・教育費も支払います。2026年は、金利だけでなく物価上昇まで含めて家計が耐えられるかを見る必要があります。
住宅金融支援機構の調査では、既存の住宅ローン返済者のうち「負担感が大きくなった」「やや大きくなった」が合計37.8%。不安事項は変動金利利用者で「物価の上昇」57.0%、「借入金利の上昇」55.0%でした。
つまり、住宅ローンだけを単独で見ても実際の負担は測れません。固定資産税、火災保険、光熱費、修繕、車、子どもの教育費まで含めた「住み続ける家計」で判断します。
| ケース | 想定 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 通常 | 現在想定の返済・生活費 | 毎月いくら貯蓄が残るか |
| 金利上昇 | 返済額が増えるケース | 教育費と重なっても赤字にならないか |
| ダブル負担 | 返済+生活費が同時に増加 | 車・修繕・突発費に耐えられるか |
変動金利を選ぶ場合は特に、金利見直しルールや返済額の変化を金融機関へ確認します。全期間固定の参考として、2026年9月のフラット35(21~35年)の最頻金利は年3.46%です。固定と変動は単純比較できませんが、複数の金利水準で試算する材料になります。
幸手市・加須市・杉戸町・宮代町は、同じ生活圏でも土地価格・駅距離・面積の組み合わせが異なります。希望エリアを一つに固定して借入期間を延ばす前に、土地側の条件を少し変えることで総額を下げられないかも確認します。
現在の販売土地と、建売・中古・注文住宅の比較を同じ予算表で見ると、借入額を必要以上に大きくしない選択肢が見つかることがあります。
住宅購入では「銀行からいくら借りられるか」が先に出やすいのですが、私は相談の最初に「毎月いくらなら、旅行・教育費・車の買替えを我慢しすぎずに続けられるか」を聞くようにしています。
その理由は「住宅購入後にも、様々なライフイベントが発生する為」です。私自身も、1歳半の子供がいますが、子供が誕生すると、例えば「習い事」をさせたり、
「家族で旅行に行ったり」「車を買い替えたり」と、様々な出費が発生することがあります。
銀行からいくら借りられるかを出発的にしてしまうと、上記に記したような家計面での将来的な出費の事が抜けてしまうことがあります。また、通常の営業マンは
住宅購入に関してネガティブになり得る情報をあえてお客様に提起することは、私の経験上ほとんどありませんでした。
ですから、お客様自身が正しいマネーリテラシーを構築していく必要があると思います。
住宅ローンへの不安も非常に大きく、LIFULL HOME’Sの2026年6月調査では、住宅購入検討者881人の95.1%が「住宅ローンを払い切れるか不安」と回答しました。
https://lifull.com/news/25627/
私は「住宅購入がゴール」になってはいけないと考えています。住宅購入によって、購入した物件から輝かしい未来がスタートする起点になって欲しいと切に願っています。
実際に幸手・加須・杉戸・宮代は、エリアを少し広げるだけで土地価格と敷地面積が大きく変わります。ローン商品を工夫する前に、土地・建物・エリア配分で総額を動かせる余地がないかを見ることが、地域密着の相談で提供できる価値だと考えています。
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