家づくり
2026/09/04
「住宅ローン金利が上がっているなら、今は家を買わない方がいいのでは?」
最近、住宅購入をご検討されているお客様から、このようなご相談をいただく機会が増えています。
確かに、これまで長く続いた超低金利の時代と比べれば、住宅ローンを取り巻く環境は変わりました。
そのため、「もう少し待てば金利が下がるのでは」と考えるのは自然なことです。
しかし、ここで一つ考えていただきたいことがあります。
「金利が下がるまで待つ」という判断にも、実はリスクがあります。
LIFULL HOME’Sが2026年1月に公表した住宅ローンに関する調査では、住宅購入検討者の94.2%が
「住宅ローンを払いきれるか不安がある」と回答しています。
また、今後1年間の住宅ローン金利について、購入検討者の71.4%が「上昇する」と予想しています。
つまり現在は、
という方が非常に多い状況です。
ただし、不安だからといって何年も判断を止めてしまうことが、本当に最善なのでしょうか。
例えば現在賃貸住宅に住んでいて、毎月10万円の家賃を支払っているとします。
住宅購入を3年間先送りすれば、単純計算で360万円の家賃を支払うことになります。
もちろん賃貸には自由度などのメリットがありますので、この360万円が「無駄」という意味ではありません。
重要なのは、
住宅購入を待つことにも経済的なコストがある
ということです。
さらに、その3年間に土地価格や建築費が上昇すれば、仮に住宅ローン金利が多少下がったとしても、
住宅購入総額では有利にならない可能性があります。
住宅購入では、つい住宅ローン金利の0.1%、0.2%という数字に目が行きがちです。
しかし、本来確認すべきなのは金利だけではありません。
こうした費用をすべて合わせて、「自分たちの家計ならどこまでなら安全なのか」を考える必要があります。
住宅ローンでは、銀行から提示された借入可能額をそのまま予算として考えてしまうケースがあります。
しかし、
借りられる金額と、安心して返し続けられる金額は同じではありません。
住宅購入後も、家族旅行をしたい。
子どもの教育費も準備したい。
車も買い替えたい。
老後資金も残したい。
その生活を守ったうえで返済できる金額から、住宅予算を逆算することが重要です。
私たちは、金利が上がっているから「今すぐ買いましょう」とは考えていません。
反対に、「今は危険だから買わない方がいい」と一律に判断することも適切ではありません。
大切なのは、
を実際に数字にして確認することです。
その結果、「今は買わない」という結論になるのであれば、それも正しい住宅購入判断です。
逆に、十分な返済余力があるにもかかわらず、漠然とした金利不安だけで何年間も住宅購入を延期する必要もありません。
テクノホームでは、幸手市にて土地探し・新築建売・注文住宅・住宅ローンをまとめて比較できる無料相談会を開催しています。
住宅会社を決めるための相談会ではありません。
「まだ何も決まっていない」という段階でも大丈夫です。
現在の収入や家賃から、無理のない住宅予算を一緒に整理します。
住宅ローン金利が上昇している現在、住宅購入を慎重に考えることはとても大切です。
しかし、本当に避けたいのは「金利が怖い」という理由だけで判断を止めてしまうことです。
買うことにもリスクがあります。
一方で、待つことにもコストがあります。
だからこそ、住宅購入では予測ではなく「自分たちの数字」で判断することが重要です。
【参考】日本銀行「当面の金融政策運営について」、LIFULL HOME’S「住宅ローンに関する定期意識調査(2026年1月)」。本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、将来の金利、住宅価格、融資承認等を保証するものではありません。
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