スキップフロアのある家は子育てに向いている家?

スキップフロア

家を建てるタイミングは、ご家族によって違いますが、出産や子供の就学など、「子育ての為に自分達の家を」と考えるケースは少なくありません。

マンションで「下の階の住人に、子供の足音で迷惑をかけているのではないか?」「隣の住人は、赤ちゃんの泣き声がうるさいと思っているだろう…」と周囲に気を使いながらの子育てより、戸建て住宅で、のびのびと育てたいと考えるからです。

赤ちゃんは泣くのが仕事です。小さな子供は大きな足音を立てて、家の中を走り回るものです。それを気にしながらの子育てでは、ストレスが溜まってしまうに違いありません。

家は子育て中だけのもの?

子育て中には、子供の成長に合わせて、生活が変化し続けるので、家の間取りも子供に合わせた間取りプランを作ってしまいがちです。

多くの家では、南向きで日当たりの良い、最も室内環境の優れた部屋が、子供部屋に割り振られています。両親は、書斎や趣味の部屋を我慢してでも、子供達に個室を作ります。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

質の良い家は、100年以上、良い状態で暮らせる家です。 戦後から、つい数年前まで数多く建てられてきた『住宅ローンを払い終わる頃には建て替えする家』という住宅は、良い家ではありません。

良い家の条件とは、『耐震性や断熱性などの住宅性能が優れている』『今現在は暮らしやすい間取りになっている』というだけではありません。『ライフスタイルの変化に対応できる間取りの家』ということも大切な条件の一つです。その条件を満たさない家が、今、全国的に増え続けている空き家の原因のひとつでもあります。まだまだ住める家なのに、家族の変化や、時代の変化に対応できず、暮らしにくい家になってしまうと、その家には住み手がいなくなってしまうのです。

子どもは、あっという間に成長します。生まれてから22年経てば、大学を卒業して、社会人になり、やがて独立していきます。一方、家を建てたご夫婦には、その後40年以上の人生があります。ご夫婦だけの暮らしになった時に、子供達と賑やかに暮らしていた頃の間取りでは、無駄になる部分が増えてしまうでしょう。反対に、結婚した子供夫婦と、同居することになれば、足りない部分が出てくるかもしれません。

家族構成や、家族の暮らし方が変化しても、暮らしやすい家にしようと考えれば、子育ての為に新築する家であっても、30年先を考えた家づくりプランを練ることが大切です。

子どもはほとんどの時間をリビングで過ごします。就学までは、お母さんと常に一緒なので、リビングで過ごしますが、小学校に上がってからも、宿題をしたり、本を読んだりして、ほとんどの時間は、リビングにいます。子供部屋があっても、子供部屋に行くのは、荷物を置きに行く時と、就寝時だけという子供は、とても多くいます。

東京ガスが行ったWEB調査では、中学生になって、受験勉強が始まる時期になっても4割以上、高校生になって、受験勉強が始まる時期になっても2割以上がダイニング・リビングで勉強しているという結果が出たそうです。受験期には、自室で勉強するより、塾や、図書館で勉強する子供も多いでしょう。

そのような実態を考えると、贅沢な子供部屋を作るより、ベッドと机、収納ができる程度の広さの子供部屋で十分なのではないでしょうか?

子供が複数いる場合には、中学生になったら、間仕切りで二部屋にできるような設計にしておくと、子供達が独立後にも、応用が利きやすい間取りにできます。間仕切壁を外して、元の一部屋に戻し、客間にする、二部屋のままにして、夫の書斎と、妻の趣味部屋にするなど、暮らしに合わせて、使いやすい間取りに替えられるからです。

スキップフロアのあるリビング

スキップフロア

家族の暮らし方によっても違ってきますが、子供だけではなく、家族全員が、在宅時はリビングで過ごすという暮らし方の家族がとても増えています。親御さんにとっては、子供がある程度成長してからも、子供と一緒に過ごす時間が自然に作れるので、家族のコミュニケーションがとりやすくなるからではないでしょうか?

子供たちにとっては、自分の部屋よりも広く、ソファやテレビやパソコンがあり、常に冷暖房で適切な室温が調えられているので、居心地が良いのでしょう。

親にとって、子供がリビングで勉強することの好ましい部分は、小さなうちは、勉強を手伝ってあげられること、中学生、高校生になってからは、勉強していることが確認できることです。家族がほとんどの時間をリビングで過ごせば、光熱費も節約できます。

子どもが、リビングで勉強する理由には、お母さんの顔が見えて安心する、家族がいて楽しいということに加えて、子供部屋は夏暑く、冬寒い、狭いけれど、リビングは夏涼しく、冬は暖かい、広々しているということもあります。南向きの部屋は割り当てたけれど、子供の部屋にまで、床暖房はつけなかったというお宅が多いこともあるでしょう。

子供が、ほとんどの時間をリビングで過ごすことを考えると、敢えて子供部屋を作らず、広々としたリビングにし、子供コーナーは、緩い区切りができるスキップフロアにするという選択肢があります。

スキップフロアは、床に段差をつける設計の手法で、1階と2階の間に中2階を作ります。間仕切壁でしっかりと部屋を区切るのではなく、段差で区切るわけです。空間は繋がっているのに、緩く区切られているスペースが生まれます。1階リビングにスキップフロアを採り入れ、中2階部分を子供の勉強スペースにすれば、子供は家族の気配を感じながら勉強でき、親は子供を見守れます。

リビングで子供が勉強している時は、テレビを見たり、音楽を聴いたりすることを控えるなど、他の家族は気を使いますが、スキップフロアになっていると、それほど気を使わずに過ごせることも魅力です。

反対に、スキップフロアは、子供や高齢者には、危険だという側面もありますが、階段の作り方で、そのリスクは抑えられます。階段の幅と奥行きを広く取り、緩やかな階段にする、滑りにくい建材を使ったスロープと組み合わせる、手すりや足元灯を設置するなど、様々な工夫があります。特に、犬を飼っているお宅では、スロープが、足腰への負担を減らし、愛犬の健康を守ります。

ただ、スキップフロアは、空間が繋がる分、冷暖房の効率が低下する恐れがあります。スキップフロアを採り入れても、快適な室内環境を維持する為には、住宅に、高い断熱性を持たせなくてはなりません。

また、スキップフロアのある家は、地震の揺れや、台風による強風で、家にかかる横からのエネルギーに弱いという構造上の問題点もあります。その為、スキップフロアのある家を建てる場合には、スキップフロアの設計、施工に豊富な知識と経験、技術力のある工務店を選ぶことが大切です。

将来設計を見据えて考える家づくり

家族が毎日過ごす場所であり、何十年も住み続ける場所でもあります。現在と、数年先のことだけではなく、子供が成長した時、自分たちが高齢になった時のことも考えて、家づくりのプランを作ることが大切です。

暮らしの変化、時代の変化に応じて、対応できる家は、暮らしやすいだけではなく、資産価値の高い家でもあります。テクノホームは、子や孫の代まで良いコンデイションを保てる家、暮らしの変化に対応できる家を造ります。

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