規格住宅はローコストでハウスメーカーの住宅は高額?

素敵なライフスタイルや家族の愛情を思い起こさせるハウスメーカーのテレビコマーシャルを見て「こんな暮らしがしたいなあ…」と憧れる人は多いのではないでしょうか?実は、ハウスメーカーの住宅のほとんどは、規格住宅です。ただし、規格住宅を建築する会社は大手ハウスメーカーだけではありません。テレビコマーシャルを放映しない小規模な規格住宅のフランチャイズメーカーもあります。

規格住宅という言葉は、注文住宅や分譲住宅・建売住宅に比べてあまり聞きなれないかもしれません。規格住宅とは、注文住宅に分類されるセミオーダータイプの注文住宅のことです。基本的な建材、外観や内装のデザイン、間取りの規格があり、家族構成や家族の好みに合わせて、家づくりを進めていきます。

規格住宅の外観や内装のデザイン、間取りなどの規格は、ハウスメーカーやフランチャイズメーカーによって、個性が大きく異なります。高級志向の規格から、ローコスト路線の規格まで様々です。また、デザイン性も含めてコンセプトにそれぞれの個性があります。自然素材を多用するナチュラルな暮らしをテーマにしているメーカーもあれば、スタイリッシュでモダンな外観で洗練された暮らしをテーマにしているメーカーもあります。

従って、フランチャイズメーカーだからローコスト、ハウスメーカーだから高額ということはありません。コンセプトに合わせた建材のグレード、住宅性能などによってローコストにもなり、高額にもなります。ただ、同じ床面積で同じ住宅性能を持ち、同程度のグレードの建材を使った家を比較した場合、フランチャイズメーカーの方が、ハウスメーカーより価格が抑えられる傾向にあります。

大手ハウスメーカーは、テレビコマーシャルや豪華なパンフレットなどの広告宣伝と、全国各地のモデルハウスの維持には莫大な費用がかけています。そしてその費用は建築費に上乗せされます。

一方、フランチャイズメーカーはテレビコマーシャルを放映しないことに加えて、モデルハウスも小規模です。フランチャイズメーカーにもよりますが、有名ハウスメーカーに比べると、モデルハウスの数は少なめです。その結果、広告宣伝費が抑えられ、有名ハウスメーカーより建築費が抑えられるのです。

 自分達家族に合った家づくりの方法を選択する為に、規格住宅と注文住宅という2つの方法の特徴を確認していきましょう。

コラム
 規格住宅と注文住宅 それぞれの良さと問題点 

規格住宅の間取りは自由度が低く注文住宅の間取りは自由度が高い?

BinO | WAVE36 規格住宅

BinO | WAVE36

分譲住宅はすでに完成している家を購入するので、間取りの自由度は全くありません。一方、注文住宅は何もないところから造り上げていく家なので間取りの自由度に制限がありません。その中間に位置する家づくりが規格住宅です。

同じタイプの外観や内装に対して数種類の間取りが用意されています。その中から家族構成や家族の暮らし方に合わせて、最適な間取りを選びます。また、外観や内装に関しては、数種類の色や質感の異なる建材が用意されているので、好みに合わせて選ぶことができます。

家づくりにこだわりがあり、何もないところから生み出していきたいと考えるご家族には、注文住宅が向いています。一方、自由過ぎるとどこから決めていけばよいのかわからない、ある程度の自由度は欲しいけれど、規格がある方が決めやすいというご家族には、規格住宅が向いています。

実は、注文住宅は決めなくてはならないことが非常に多いことだけではなく、それらを予算内に収めながら家づくりを進めなくてはならない大変さがあります。こだわりを優先しすぎて予算が大幅にオーバーして、計画を見直すこともあれば、無理をして進めてしまい、暮らし始めてから住宅ローンに圧迫される生活になってしまうこともあります。

こだわりを採り入れつつ、予算内で納得できる家を実現させるためには、施工先との話し合いに数か月かかります。注文住宅の場合、完成した家を見ることができない為、模型や図面から完成図を予想しつつ、この話し合いを進めていきます。しかし、模型や図面からではわからない部分が多いことも事実です。それでも十分に話し合って完成した注文住宅には、唯一無二の魅力がありますが、時間と労力がかかります。

規格住宅の場合は、その話し合いの期間がかなり短縮され、時間も労力も注文住宅ほどにはかかりません。また、モデルハウスを見学して完成した状態を体感できるので、安心感があります。完璧な間取りの自由度にする為には、時間と労力を惜しまないという場合には注文住宅、予算とのせめぎ合いに苦しみたくない、何もないところから間取りを考えていく自信がないという場合には規格住宅が向いています。

ただし、フランチャイズメーカーの規格住宅での家づくりをする際には、自分たち家族の好みに合う家を企画しているフランチャイズメーカーを見つけることが最重要課題です。大手ハウスメーカーの場合、無難なデザインの住宅がほとんどですが、フランチャイズメーカーの場合、個性的な住宅が多いからです。個性が強いということは、万人受けするわけではないという面もあります。反対に、好みに合えば、規格があったのにこんなに好みに合う家が実現するなんて…!という嬉しい結果に繋がります。

■ 規格住宅には、優れたデザイン住宅が揃っています。規格住宅の中で、好みのデザイン性を備えた住宅を探してみませんか?

コラム 規格住宅にもある優れたデザイン住宅

規格住宅は分譲住宅とは違って土地探しが大変?

BinO|WAVE BALCONY37

BinO|WAVE BALCONY37

注文住宅が分譲住宅に比べて大変な家づくりであることの理由の一つは、土地を購入しなくてはならないことです。規格住宅も注文住宅なので、土地探しをしなくてはなりません。土地を購入することも大変さには、土地を探すことだけではなく、住宅ローンの手続きが煩雑さになることも挙げられます。

分譲住宅であれば、家と土地を同時に購入できるので、住宅ローンを複数に別けて組むつなぎ融資の必要がありません。しかし、注文住宅の場合、住宅完成後に引き渡しを受けてからでなければ、住宅ローンの融資が始まりません。その為、土地の購入時には、別のローンを組まなくてはならないのです。
ただ、数は少ないので、チャンスは少ないのですが、タイミングがよければ、分譲地に建つ規格住宅と出会えることもあります。工務店が分譲地に規格住宅を建築し販売することがあるからです。そのようなチャンスに恵まれなかったとしても、好みの規格住宅を建築している工務店を見つけたら一緒に土地探しをする方法があります。

土地を探してから施行を依頼する工務店探しをすると、どうしてもつなぎ融資や土地先行融資が必要になってしまいます。その結果、ローンに関わる事務的な費用や税金が多くかかってしまいます。一方、施工先と一緒に土地探しをすれば、住宅ローンを一本化できる可能性が高くなるので有利です。

フランチャイズメーカーの規格住宅での家づくりを計画する際には、まず好みの住宅を企画しているフランチャイズメーカーを見つけ、次にそのフランチャイズメーカーを扱っている工務店を見つけ、一緒に土地探しを始めるという方法で、無駄なく家づくりを進められます。

■ 外観、内装、動線、室内環境、安全性など、暮らしやすい住宅に必要な要素を全て備えるスキップフロアの家を建てるなら、規格住宅がおすすめです。

コラム スキップフロアの家は規格住宅で建てるべき理由

テクノホームの願い

注文住宅, FREEQ HOMES,Bino,さいたま市岩槻区

■ 子や孫の代まで住み続けられる高品質な家

■ 健康な暮らしを作るきれいな空気の家

■ 家族がストレスを感じない間取り

■ 住宅ローンに圧迫されない価格の家

家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。

ご家族に寄り添って家づくりを進めます。

そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。