2024/06/02
「住宅ローン組んだら大変なことになった」系情報の事実【アフェリエイトの落とし穴】
こんにちは!加須市、さいたま市、越谷市、幸手市を中心に無垢の暮らしを楽しむBinOの家づくりや、
自由設計、新築住宅の販売、リフォーム工事をしている、テクノホーム/BinOさいたまの金内 俊一郎です!
さて、今回は建築とはだいぶ離れた内容になります。
突然ですが、最近インスタなどでこんなの見たことありませんか?
僕もたまに目にするのですが、これ系の情報発信者は「おかしい部分」がとても多いのです。
そのあたり、今回は発信していきたいと思います。
あなたは、ネットを使っていますか?それとも使われていますか?
例えばあなたは、最近吸い込みが悪くなってきてストレスを感じていたので、【掃除機】を買おうと思っていたとします。
掃除機を買う時のテーマは【機能性の良さ】だけでした。
掃除機は、とにかく吸引力が大事ですので「絶対、機能性が良い掃除機を買う!」と決めていました。
しかし、いろいろ調べてみたら
【掃除機は「デザイン」も大事!】
【他には負けない「この価格」】や、
【今、「流行り」の掃除機はこれ!】
【掃除機、これ買わなきゃ損します!】
などの情報が目に飛び込んできます。
気づいたら、
『掃除機 かわいい』
『掃除機 おしゃれ』
『掃除機 お得 購入』
『掃除機 流行り』
とか検索しだしてしまいました。
(その時、当初のテーマの事は不思議と忘れてしまっているんです)
結局、悩んでいるうちに買った掃除機は
【最近、巷で「流行っているらしい」可愛い見た目の掃除機】でした。
みたいなことです。(掃除機は例ですが)
そして、その掃除機を使ってみて、吸引力の悪さを感じ、後になって気づくのです。
「あれっ。そういえば、何で掃除機買おうと思ったんだっけ・・・。しまった!!!」
最初に買おうとめぼしを付けていたものと全く違うものを買っていた。
これでは、最初に掃除機を買おうと思い立った「目的」が何にも達成できていません。
しかし、人間は「まあ、これはこれでいいか!」と自分の選択を間違っていたとは思いたくないので、
その選択をしたことに対しては、別に何とも思わないのです。
そして、また同じような事を繰り返します。
(こんな経験、僕も何度もあります・・・。)
「一貫性」が無いと、違うものを買ってしまう。
最近は、何を決めるにも「SNS」が必要不可欠な時代になりました。
少し調べてみれば、最近のトレンドだってつかめますし、今まで触れたことの無いような情報にも触れることができます。
自分の知らなかった情報に、こんなにも簡単にアクセスできるのですからとっても便利!!!
しかし、SNS等で流れてくる情報は、毎日シャワーのように私たちに向かってきます。
そうすると、つい流れてくる情報に惑わされて、最初に決めた「テーマ」からだんだんとずれてきて、
最初と違うものを買ってしまうのです。
ですが、皆さんは考えたことがありますか??
今、目にしている情報を発信している人たちの、「発信意図」を。
「どういうこと?」と思われると思いますが、よく考えてみてください。
俗にいうインフルエンサーの人達は、何のために自分の使っている化粧品を公表して、
その商品の購入リンク先を張っているんでしょうか?
また、「マイホーム、失敗7選」「住宅ローン組んだら詰んだ」等の不安系情報商材屋のインスタグラマーの
トップのリンク先に、ROOMアプリがあって、すぐに住宅関連商品が購入できるようになっているのは何故でしょうか?
「買った」んじゃなくて、買わされているという事実。
ここで皆さんに考えて欲しいことは、SNSやネットの情報には二面性があるということです。
確かに、その情報として受け取ってみれば役に立つこともあるかもしれませんが、
多くの見出しやバナーが「不安をあおるようなもの」であることが問題です。
これは、人間には「利益」と「損失」を比べてみた時に、「損失(自分にマイナスになること)」の方が、
より強烈なインパクトを感じやすい為、その心理を逆手に取った、過激に不安をあおるキャッチコピーになっているのです。
例えば、次のキャッチコピーをぱっと見で見比べた時、どっちの方が目を引きますか?
①「100万円お得に買う㊙テクニック大公開!」
②「そのままだと間違いなく100万円損します!損しない賢い買い方大公開!」
通常、多くの方は②の方に、より強烈なインパクトを感じるようです。
(詳しく知りたい方は、行動経済学のプロスペクト理論を検索してみてください)
冷静に考えてみてください。
わざわざ、自分の利益なしに「自分の後悔ポイント」や「オススメ商品」を他人に宣伝しますか。
冷静に、どんだけおせっかいなんだよと思います。
「この商品さ~めっちゃオススメなんだよね!これが○○で、めっちゃ最高でさ!
もっと早く知ってれば人生変わったと思う。
ちなみに、おんなじのがこのリンク先から買えるから、よかったら買ってみてよ!」
「住宅ローン組んだら、毎日生活が苦しくてさ。大変なことになったよ。
こんな将来が来るってわかってたら、絶対こんな選択しなかったよ。FPに相談すればよかった。
お前、家買うんだろ?オススメのFP派遣させるからさ!安心してよ!」
「これから先の日本、先行き不安で心配だよね・・・。それでさ、
うちで使ってみて良かった積み立てNISAの口座開設の方法なんだけどさ・・(続く)」
リアルの世界でそんな人が近くにいたら、はっきり言ってうんざりします。
「じゃあ、何のために人の目に留まるような情報を発信しているの?」ということですが、
その情報の発信者の意図は「不安な心理につけこんだ過激なキャッチコピーで注意を引き付けて」
「あなたに商品を買わせること」です。
ご存知の方も多いとは思いますが、そのほとんどがアフェリエイト系の情報商材屋です。
そんな情報商材屋の商法に惑わされてしまうと、自分の本来の目的を達することができなくなってしまいます。
ですから、その発信情報というものは本当の意味で有益なものではない事が多いのです。
(注意を引きつけるような過激な内容が多い為)
「自分の目的」をはっきりとさせること。
そして、「ネット」に頼らない生き方。
便利になった一方、僕たちの生き方までも変えてしまった「スマホ」と「SNS」。
本当に情報が氾濫しすぎていて、間違った選択をしてしまっている人も多いと思います。
こんな「情報過多」の時代だからこそ、「自分の本来の目的」をはっきりとさせることがとっても重要です。
そして、その「目的」は何があっても曲げてはいけないものです。一貫性が必要です。
そうでなければ、いいひと面した悪い人たちに良いように利用されてしまって終わりです。
そうならない為には、「ネットをうまく利用する生き方」が大切であって、
「ネットにうまく使われる生き方」はしてはなりません。
僕自身は、小さな頃から「流行」に流されたことがないので、どんな時代になっても強く生きていける自信があります。
例えば、皆が「遊戯王(ジェネレーションギャップがありそう)」をやっていた時、僕はカードの一枚も持っていませんでした。
しかし、幼いながら自分には自分の「やりたい事(目的)」があって、遊戯王が自分にとって不要でした。
それくらいの「自分」を持っていると、時代に流されずに済みますし、正しい方向が自ずと見えてきます。
何だか最近不安なことが多いなと思われる方は、ぜひ一度テクノホームにご相談に来られてください。
住宅の事とは関係のない部分でも、ご相談に乗れるかもしれませんよ♪
不安なことがあるなら、テクノホームにご相談ください♪
家づくりを始めたいけど、なんだか不安。
自分がどうすればいいのか分からないから、一緒に考えて欲しい。
客観的に自分がどのような選択をすべきか、一緒に考えて欲しい。
何でも結構です。
僕は何でもはっきりとお話しますので、「条件によっては、建てない方が良い」
「その考えなら、賃貸の方が向いている」ともお伝えしますし、「中古物件の方が良い」場合もあれば、
「今、注文住宅を建てた方がいい」ともなるかもしれません。
しかし、それは皆さんがどんな考え方を日頃しているのかによってくるものであって、
僕たちが決めることではありません。
しかし、「なんだかスッキリした!!!」と必ず有益な時間になると思いますので、
漠然とした不安を感じている方は、ぜひテクノホームまでご相談くださいね。