注文住宅の土地探しのポイント

家を建てようと決心した時から、家族にとって暮らしやすく、居心地の良い家にしたいという想いとともに、家づくりが始まります。

「家族にとって暮らしやすく、居心地の良い家」には、家自体が備えなくてはならない要素と、家を建てる土地に関する要素があります。そしてどちらの要素も、家づくり費用に大きな影響があります。

土地探しのポイント① 家づくり全体の予算とのバランス

家が備えなくてはならない要素を満たし、さらに家族の希望を盛り込んでいくと、建築費は高額になっていきます。家を建てる土地にかかる費用は、建築費にも、地域による差は多少ありますが、土地の価格の差は、地域によって大きく変わります。その結果、土地の価格は、家づくり自体に影響を与えるのです。

同じ予算内で土地を購入し、家を建てる場合、土地の価格が高額な地域に建てれば、土地は狭くなり、家自体の規模も縮小されます。ある程度の面積がありながら、予算を圧迫しないような土地のある地域に建てれば、広い庭のあるゆったりした床面積の家が建てられます。

では、どのような土地の選び方をすれば、良い家づくりに繋がるのでしょうか?

土地探しのポイント② 家族構成とライフスタイルが基本

暮らしやすさとは、家族構成やライフスタイルによって家族によって異なります。その為、暮らしやすい土地の条件も家族それぞれです。家族構成やライフスタイルに合わせて、住みたい場所を選ぶ際に必要な要素には、土地周辺の地域の環境、交通、買い物、学校や保育園、公共施設などへの利便性があります。

一方、家を建てることを決心するきっかけには、結婚、出産、子供の就学など、子育てに関わる理由が多く見受けられます。もちろんそれだけではなく、リタイア後の生活を郊外の土地でゆったり過ごしたいというライフステージの変化に合わせた家づくりもあります。この場合には、生活の利便性と、子供たちが遊びに来やすい地域を中心に考え、通勤通学に利便性に縛られることはありません。

しかし、子育て世代が家を建てる場合、両親は、現役で働いているはずです。その場合、通勤の利便性が土地選びの優先順位の上位に上がるのではないでしょうか?

 子育てに備えて家を建てることを計画しているご家族にとって、新築の家は、子供が伸び伸びと成長できる家にしたいという想いがあるのではないでしょうか?子供を安心して育てられる家にするためには、必要なことについて考えていきましょう。
コラム 注文住宅を子育て安心住宅にするポイント

子育て世代が建てる注文住宅の土地探しは郊外がおすすめ

BinO | WAVE29.5

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共働きで両親とも東京で働いる家庭で、子供がまだ小さいうちには、保育園へのお迎えの時間に縛られたり、子供と過ごす時間が少なくなってしまったりすることを考えると、通勤時間の差が生活を変えるからです。もし、勤務地までの通勤に往復4時間近くかかれば、1週間で1日近くの時間を通勤に使うことになってしまいます。

勤務地の近くに家を建てると、毎日の通勤時間が短くてすみます。ただし、その利便性と引き換えに、あきらめなくてはならないことも少なくありません。土地が狭いために、床面積が限られてしまうからです。子供部屋を持たせてあげられない、洗面所と浴室、収納スペースは最小限の面積に抑えるなど、床面積の使い方が制限されてしまいます。

庭がない、敷地内に駐車できないというようなケースもあります。隣家との距離が近いため、戸建て住宅でありながら、隣家からの生活音が聞こえてきたり、自宅の子供の泣き声が、近隣の迷惑になるのでは、と心配になったりもします。道路や商業施設からの騒音が、気になる地域もあります。交通量が多い道路や、子供を立ち入らせたくないような場所があれば、子供が一人で行動できるような年齢になっても、心配が絶えないかもしれません。

一方、子育て環境を中心に考えた場合、郊外の家は魅力的です。静かで自然の多い環境は、安全で、子供の目に触れさせたくないようなパチンコ店などがありません。敷地がゆったりしているので、庭を持つこともできます。庭のある暮らしは、子供と一緒に植物や野菜を育てたり、花火やキャンプをしたり、様々な楽しみがあります。敷地内に車を駐車できるので、近隣で駐車場を借りる必要もありません。家自体も、ゆったりとした居住面積を確保できるので、子供部屋も作ってあげられます。

もし仕事先まで、往復2時間程度で通勤できる郊外の土地が見つかれば、毎日の損失時間も抑えられます。さらにコロナの影響によって、テレワークが増えているという現実があります。終息の兆しが見えない現在、出勤より、テレワークの割合が高くなっている方も多いのではないでしょうか?もし、コロナ終息後も週3日程度出勤で、残りはテレワークというようなことになれば、利便性の良い土地より、子育てしやすい家、そして、テレワークをしやすいワークスペースや書斎のある家の方が、生活しやすいのではないでしょうか?

 都内に住み続けた人にとって、東京の利便性は捨てがたく、郊外での暮らしに不安を覚える人もいるのではないでしょうか?都心部に家を建てる暮らしと、郊外に家を建てる暮らしにはどのような違いがあるのか考えていきましょう。
コラム 郊外住宅の魅力 埼玉県の分譲地もご紹介

■ 分譲地はおかげさまで完売いたしましたが、Hamilton Cityの現地土地販売会(岩槻区宮町)を開催しております。

子育て世代が郊外に建てる注文住宅の土地探しの注意点

BinO|WAVE32

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地域によって、環境も、生活の利便性も異なります。自分たちの生活に必要な要素を抑えて、暮らしやすい土地を見つけることが大切です。

敷地周辺の環境

子供にとって安全であることが大切です。交通量の多い道路、繁華街、治安の悪い地域は、子供にとって、安心な環境ではありません。反対に、人目が多い公園がある、自然と親しめるエリアがあるなど、安全な遊び場がある地域は、子育てに適した環境です。また、大雨や台風の際に、水害が発生するリスクのない土地であるかということも、確認しておく必要があります。

子どもの教育~保育園・学童・学校

共働きの家庭にとって、両親が働いている時間帯に、「子供を預けられる場所探しに苦労しない地域」であることが必要です。また、図書館や公共のキッズスペースが充実していることも、子育てに役立ちます。

公立の小学校、中学校に進学させる予定であれば、学校までの距離、私立に進学させる予定であれば、学校所在地へアクセスしやすい交通機関に繋がる駅への距離などをチェックしておく必要があります。

子どもの病気や怪我への備え~病院

どんなに健康な子供であっても、病院にお世話にならないことはありません。小児科や、夜間の救急を受け付けてくれる病院などが、近くにあることが理想です。

地域の人々の年齢層

古くからの住民ばかりの地域では、子育て世代の家族とは、年齢層が離れた家族ばかりというような住宅地もあります。そのような地域では、昔ながらの、近隣の人が子育ても見守ってくれる、というような地域もありますが、疎外感を感じる地域も、ないわけではありません。古くからの住民も多いが、新しく家を建てて住み始めた子育て世代も、共存しているというような地域の方が、子育てしやすい環境です。公園で知り合ったママ友と、子育てに必要な情報を交換したりできます。

 理想の家への想い、予算、地域的な利便性などをすべて満たす家づくりをするために、家づくりの方法の種類、土地の購入方法の違いについて、確認していきましょう。
コラム モデルハウス分譲と注文住宅のメリット・デメリット

注文住宅の土地の探し方は不動産業者と連携?それともハウスメーカーや工務店?

土地を探す場合、実際に足を運ぶことがとても大切です。異なる時間帯で何度か訪れてみると、違った発見ができます。日当たりや風の向き、周辺の住宅や道路との位置関係、近隣の人々の雰囲気などを感じ取れます。時間に余裕があるなら、季節を変えて足を運ぶと、より多くのことがわかりますが、時間をかけすぎると、目星をつけていた土地が、売れてしまうこともあるので、そこは難しいです。

周辺を歩き回ってみると、日常生活に必要な食料品などを扱うスーパーや、ドラッグストアなどへの距離が把握できます。公共の施設や学校、病院などの位置は、その土地がある市町村のホームページで確認できます。この部分までは、家族だけで調べることができますが、用途地域の違い、建ぺい率を踏まえた上での、自分たちの希望する家の大きさに対して必要な土地の面積、土地の形状、道路との位置関係、さらには地盤の質などは、判断が難しいところです。

そこで、最も理想的な土地探しの方法は、施工を依頼するハウスメーカー、工務店といっしょに土地探しをすることです。特に地元の工務店は、土地の情報をたくさん持っているので、理想の土地を探す手助けをしてくれます。

 土地を購入して家を建てる場合には、注文住宅と規格住宅という2つの選択肢があります。この違いによっても、家づくりの期間が変わってきます。自分たち家族に最適な家づくりの方法を見つける為、どの段階で変化が出てくるのか確認していきましょう。
コラム 住宅の建て方で完成までの期間が変わる家づくりの流れ 

注文住宅の土地探しはいつから始める?期間に制限が出るケースとは?

BinO | WAVE36

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最も理想的な方法は、施工を依頼するハウスメーカー、工務店といっしょに土地探しをすることです。その為、土地探しを始める前に、施工先を決めるということが大切です。条件の調った土地を見つけられることに加えて、住宅ローンの手続きがシンプルになるという良さもあります。土地を探し購入するという手順を、不動産業者に依頼して、自分たちだけで行う場合、住宅ローンの手続きが煩雑になってしまいます。

住宅ローンを一本化できる期間を逃してしまい、土地購入の資金調達のために、本来の住宅ローンの前に、土地購入の為のローンを組まなくてはならなくなる場合があるからです。この方法をとると、手続きが複雑になるだけではなく、事務手数料や印紙税なども嵩んでしまいます。施工の依頼先と一緒に土地探しをする場合、土地と建築費一括の住宅ローンを組む方法があり、手続きが楽にできます。

テクノホームは土地探しのお手伝いもします!

初めて家を建てようと考えている方のほとんどは、土地の購入に慣れてはいないはずです。土地を探しながら、家づくりを進めるのは、とても難しいことです。敷地の周囲の環境は、何度も足を運べばわかりますが、地盤の質などは、わかりません。

土地は、駅からの距離や、周辺の環境以外に、地盤の質、敷地の形状、道路との位置関係によって、土地の価格が変わります。加えて、適切な家の建て方も異なります。自分たちの理想の家を建てられる土地を見つけ出すのは、大変な労力です。

テクノホームは、土地探しから家づくりのお手伝いをいたします。そして、土地の形状、道路との位置関係を考え併せた上で、家の建て方をご提案します。

■ 現地土地販売会(岩槻区宮町)のご案内 詳細はこちらから

テクノホームの願い

注文住宅, FREEQ HOMES,Bino,さいたま市岩槻区

■ 子や孫の代まで住み続けられる高品質な家

■ 健康な暮らしを作るきれいな空気の家

■ 家族がストレスを感じない間取り

■ 住宅ローンに圧迫されない価格の家

家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。

ご家族に寄り添って家づくりを進めます。

そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。

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