コラム

 

ここ数年で流行りのワードとなっている「移住」。

各都道府県や自治体では移住を支援する動きも多くみられます。

「都会から遠く離れた田舎へ…」そんなイメージが移住にはありますが、同じ県内で別の自治体へ移住することだってできるのです！

移住先ではやはり、手稲に暮らせて遊び心満点な“スローライフ”を満喫できる家に住みたいですよね。

そこで今回の記事では埼玉県で建てられる、憧れのスローライフを実現できる家の実例をご紹介するとともに、県内外からの移住に関して埼玉県や各自治体が行っている移住支援をご紹介します。

• 県外から埼玉県へ移住をお考えの方
• 埼玉県内で別の市町村へ移住をお考えの方
• 移住してスローライフを叶える遊び心あふれる家を建てたい！とお考えの方

…はぜひ、ご参考下さい！

埼玉県の移住支援

まずは埼玉県が行っている移住支援からご紹介します。

埼玉県では『住むなら、埼玉』と冠して埼玉移住プロジェクトを進めています。

その内容をわかりやすくまとめてみました。

先輩移住者らとのネットワークによるサポート

一般的に移住を検討中の場合、次のように考えている方々はとても多いのではないでしょうか。

「移住前に移住を検討している地域のことを知りたい」

「移住を検討している地域の地元の人たちと関わる機会が欲しい」

こうしたニーズに応えるべく、埼玉県への先輩移住者をはじめとした移住移住サポーターの方々が中心となって、テーマや地域別にコミュニティをつくっています。

令和４年度は、

• 自然・アウトドア
• 子育て・教育
• 地域コミュニティ
• 比企地域
• 秩父地域
• 北部地域

の6つのカテゴリーがあり、移住者交流会などが実施されました。

実際に埼玉県に移住して農業やモノづくり等で活躍している方や、地元で空き家活用に取り組む方などと話しや見学をすることで交流を深め、移住生活の一部を体験することができます。

例えば令和４年は「北部地域」のコミュニティでは「まだまだ知られていない、埼玉の北のほうの楽しいこと巡りツアー」と銘打って、空き家リノベーション現場の見学やカフェ兼コワーキングスペース「本庄デパートメント」への訪問、地元銘菓の和菓子でお茶タイムなど地域の新旧の魅力が堪能できるツアーが開催されています。

また、「子育て・教育」のコミュニティでは、埼玉県内で子育てや教育をテーマに活動をしている移住サポーターが集まって、「子どもを育てる環境」と「暮らす場所」をテーマに交流会を開催しています。

移住では子育て環境も大切なポイントなので、実際に見て、体験して、そして話を聞けるのは移住検討者にとっても大変ありがたいですね。

こうした気軽に相談したり訪れたりできるようなネットワークを築くことで、埼玉に移住したい人の新たなきっかけや心強いサポートになっています。

お試し居住住宅（秩父杉の家『絆』）

秩父市に限ってですが、実際に住むことができる「秩父杉の家『絆』」と名付けられたお試し居住住宅が用意されており、移住相談センターへ申請後に許可が下りれば、実際に3～7日間の間住んでみることができます。

観光地としてではなく、実際に生活をする場所として秩父市を知るにはうってつけではないでしょうか。

秩父市への移住を希望する方で迷われている方は、試してみるのもよいかもしれませんね。

移住支援金

埼玉県では対象地域の中小企業等に就職した方や対象地域で起業した方等に、「移住支援金」を支給する制度があります。

対象となる地域への移住で対象となる要件を満たしている場合、移住支援金が支給されます。

移住支援金の金額

移住支援金の金額は単身移住者と世帯移住者で分けられており、令和５年4月1日より18歳未満のお子さまを連れて移住した方に対して30～100万円が加算されるようになりました。

• 単身での移住の場合：60万円
• 世帯（世帯人員が2人以上）での移住の場合：100万円

※令和５年4月1日より18歳未満の世帯員を帯同して移住した場合は30～100万円が加算されるため、世帯によって支給額が130～200万円となります。

対象となる地域

埼玉県の移住支援金では、次の通り対象となる地域が定められています。

• 秩父市
• 飯能市
• 本庄市
• ときがわ町
• 横瀬町
• 皆野町
• 小鹿野町
• 東秩父村
• 神川町
• 長瀞町

まずはこれらの地域への移住を考えている方が、支援金支給の対象となります。

移住支援金のその他の要件

対象地域以外にも、「東京２３区に直近１年以上住んでいる」又は「東京・千葉・神奈川から東京23区に直近１年以上通勤している（※一部例外地域あり）」などといった要件があります。

また、要件は

• 起業又はマッチングサイト掲載求人に就職の場合
• テレワーク、関係人口、専門人材として就職の場合

によって内容が多少異なります。

詳しくは埼玉県の公式HPで該当するかどうかを確認してみるとよいでしょう。

これから対象の地域へ移住を検討されている場合、こうした支援金を活用できれば大きなプラスになりますね。

なお、移住支援金は各市町村の予算内で支給されるため、対象の市町村に必ず事前に確認をとっておきましょう。

埼玉県内で独自の移住支援を行っている自治体も

このような移住支援について、上記の自治体以外でも埼玉県内の市町村で独自に行っているとこがたくさんあり、現時点（令和5年4月）では下記の自治体が何らかの移住支援を行っています。

• 熊谷市
• 行田市
• 秩父市
• 飯能市
• 加須市
• 本庄市
• 東松山市
• 春日部市
• 狭山市
• 羽生市
• 鴻巣市
• 草加市
• 入間市
• 朝霞市
• 志木市
• 新座市
• 桶川市
• 北本市
• 富士見市
• 三郷市
• 蓮田市
• 坂戸市
• 幸手市
• 鶴ヶ島市
• 日高市
• ふじみ野市
• 白岡市

支援内容は引っ越し費用補助や通勤費補助、リフォーム費用の補助、空き家バンクを活用した支援など様々ですが、これから移住して家を建てようと考えている人にとってありがたい移住後の「住宅の新築や取得」に関する補助を設けている自治体もあります。

住宅の取得に関する移住支援を行っている自治体

上記の中で、住宅の新築や取得に関する移住支援を行っている自治体は現時点で次の通りです。

• 加須市【居住UIJターン促進事業】【三世代ふれあい家族応援事業】
• 春日部市【ふれあい家族住宅購入奨励事業】
• 狭山市【狭山市親元同居・近居支援補助制度】【狭山市若い世代の住宅取得支援補助制度】
• 鴻巣市【三世代住宅取得補助金】
• 幸手市【幸手市しあわせ家族ウェルカム補助金交付事業】
• 日高市【子育てファミリーウエルカム補助金】

では、引っ越し費用から住宅取得まで支援が手厚い「加須市」を例に挙げて見てみましょう。

加須市　定住・移住支援制度

加須市は先日とあるテレビ番組でも、5月3日だけに空を泳ぐ全長100メートルのジャンボこいのぼりが話題になっていましたね。

場所も都心から概ね50㎞圏内にあり、道路や鉄道のバランスもよく車や電車による移動が便利なエリアです。

美しい水と豊かな緑にも囲まれて、ちょうどよい移住生活を楽しめる街として移住支援にも力を入れています。

そんな加須市では、次のような移住支援をおこなっています。

1. 移住定住オンライン相談
2. 引っ越し費用の一部助成
3. 移住体験ツアー
4. 「加須産米」を贈呈
5. 定住コンシェルジュがアドバイス
6. 開発許可審査など手数料を免除
7. 三世代ふれあい家族応援事業

この中で「6.開発許可審査など手数料を免除」は、市内に親族がいる方で、マイホームを建築するために自身や親族が所有する市内の土地で開発行為等を行おうとする場合、「開発許可申請手数料」「建築許可申請手数料」「適合証明申請手数料」が免除されます。

＜例＞1,000平方メートル未満の土地の場合

開発許可8,600円、建築許可6,900円、適合証明6,000円を免除

また、「7.三世代ふれあい家族応援事業」では、三世代同居を目的とした住宅の取得またはリフォーム費用の一部補助や、固定資産税等の優遇を行っています。

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【三世代ふれあい家族応援事業】

①三世代同居を目的とした住宅の取得またはリフォーム費用の一部を補助

こちらの支援内容は、三世代家族で同居するために住宅の新築、購入、増改築またはリフォームを行った方へ、最大30万円（※基本20万円、市内業者で10万円増）の費用の一部が補助されるというものです。

②三世代同居を目的とした住宅に対する固定資産税等を優遇

また、三世代家族の同居を目的とした住宅の新築・購入・増改築を行った場合、200㎡までの宅地に適用される税額の軽減措置（固定資産税6分の1、都市計画税3分の1）を、3年間500㎡までに拡大されます。

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住宅を取得する際には建物や工事費用以外にも上記のような細々とした諸費用がたくさん掛かります。

補助や税金の軽減措置はとてもありがたいですね。

移住先で建てたい！街中スローライフの実現できる家

さて、移住先の目処がたったら次は家づくりです！

移住先にもよりますが、埼玉県内の移住先としては自然に囲まれたエリアだけでなく、上記のような交通アクセスもよく自然も豊かないわゆる「街中スローライフ」を楽しめる地域がたくさんあります。

そんな街中スローライフを実現できる素敵な家の実例をご紹介します！

実例①：鴻巣市 N様邸 | BinO | LOAFER

こちらは鴻巣市に建てられたN様邸。

平屋にプラスαの「1.5階」がちょうどよい平屋「BinO LOAFER」シリーズです。

ぐんと吹き抜けた高い天井と1.5階部分へ設けられたロフト＆窓が、平屋とは思えない明るさと開放感を生み出しています。

施主様がご希望されていた「造作洗面台」や「造作壁」をはじめ、細部の仕上がりまで考慮したオンリーワンのお住まいです。

モールディング装飾とシックなカラー、アイアンのブラックが素敵なキッチン。

照明器具やスイッチもゴールドで統一され最高におしゃれな空間がつくられています。

リビングから同じ高さで続くウッドデッキは室内空間を広く感じさせる効果があるだけでなく、軒天の木目との相乗効果で、木々のぬくもりを身近に感じることができます。

窓越しに広がるお庭や周りの景色にも溶け込み、これからお庭に緑が増えていく楽しみも増します。

お庭だけでなくリビングからも自然を感じられる住まいでは季節の移り変わりを日々感じられ、毎日スローライフの醍醐味を味わうことができますね。

■この実例のそのほかの写真はこちらからご覧ください。　鴻巣市 N様邸 | BinO | LOAFER

■このシリーズの詳細はこちらからご覧ください。　BinO |LOAFER

実例②：加須市K様邸｜BinO｜WAVE37.5

こちらは加須市に建てられたK様邸。

標準プランに1.5坪増やして軒出しをした、かっこいい重厚感のある仕様です。

土間収納は大好きなアウトドアグッズも楽々収納。

雨の日だってまるで隠れ家のように快適にアウトドアを満喫できます。

他にもスポーツグッズや自転車、バイクを収納したりいじったりと、収納だけでなく趣味のスペースとしても存分に活用できます。

アウトドアやスポーツなど、外での活動が大好きで移住をお考えの方にはまさにピッタリの空間ですね。

スキップフロアが特徴のWEVEシリーズならではの、1.5階に位置する明るいリビング。

2階部分とLDKにちょうど良い距離感を保ちながら、きちんとゾーニングも実現しています。

スキップフロアだからこそ実現できる天井高の高さと空間の広がりは、おしゃれさと快適性を兼ね備えた間取りです。

広い土間収納で、たくさん増えていく靴の収納もバッチリですね。

■この実例のそのほかの写真はこちらからご覧ください。　加須市K様邸｜BinO｜WAVE37.5

■このシリーズの詳細はこちらからご覧ください。　BinO |WAVE

まとめ

今回のコラム記事では、県外から埼玉県へ移住をお考えの方、埼玉県内で別の市町村へ移住をお考えの方、移住してスローライフを叶える遊び心あふれる家を建てたい！とお考えの方にむけて、埼玉県や県内自治体の移住支援と、埼玉県で建てられるスローライフにピッタリの住まいの実例をご紹介しました。

移住してからの暮らしも快適に過ごせるよう、素敵な実例をご参考下さい。

実際に家を見られたい方はモデルハウスや完成見学会も開催中ですので、ぜひお気軽にお越しくださいね。

 

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